狩人ノーマン 狩人と犬 最後の旅 【ニコラス・ヴァニエ】

 

 

 

 

 

 

 

狩人ノーマン、この映画を見出してはじめに思ったのは、主演の俳優さん激流をカヌーで下ったり、木を切り倒すさまとか、器用な人だな、ということでした。

 

なんというか凄みがあるというか、しっくりくる感じがあったんです。

 

後で監督のコメンタリー聴いて分かったんですけど、この主演されてる方、本物の狩人で、監督と知り合った縁で、しかも自分の過去の経験を映画として再現してたんですね。

 

美しい自然や動物たちの映像に惹かれますが、北極圏の自然は美しさの裏に棘があり、撮影も過酷だったようです。

 

宣伝では、狩人と犬にフィーチャーしてますが、どちらかというとノーマンの生き方や哲学に焦点が合わさってる作品だと思います。

 

大企業が益を得るために森林を伐採、それによりノーマンは住めなくなった場所を離れます。

 

狩人は他の動物と同じように必要なだけ狩る、つまり自然に支配されることもなく支配することもなく、狩人もその一部なんだと。

 

環境問題にも触れますが、ノーマンの自己の生きざまから得られた浪費への疑問は、受け売りの文句よりも響くものがあります。

 

なんというかエンターテインメントというより、哲学と自然をふんだんに含んだ作品のように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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